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遅ればせながら冬タイヤから夏タイヤへの交換を。

周りを見てると自分で交換しないで店まかせにしている方が多い。楽するためにお金を使うのも良いが、どうせ使うなら楽する道具を購入して自分でやった方が安心できると思うのだけど。

小型の油圧ジャッキとインパクトレンチがあると、さほど力は必要ない。安心安全のためにはトルクレンチは必須。段取りよく準備をしておくと、1本約5分強で交換出来る。ゆっくりとやっても10分弱の時間で履き替えができるのであります。

半年寝てた夏タイヤ、空気圧が250kPa、エクストラロードのタイヤなので、適正圧は290kPa。40kPa補充するには40回ほどポンプを押さなければならない。自転車の空気入れでスコスコとやって適正圧に。

※手順
1:ホイールの裏にR・Lそれぞれ1・2とマジックで書いてあるタイヤを前後どちらに入れるかチェック  してそれぞれの位置に置いとく。

2:ジャッキを嚙まして、クロスレンチで少しナットを緩めてからリフトアップ。

3:インパクトドライバーでナットを外す。(1個3秒ほど)

4:側に置いといた交換タイヤを嵌め、手でナットをねじ込む。トルクレンチのソケットにナットを嚙ましてやるとスムーズ。クロスレンチをクルクル回して締め込むなんてのは邪道。ナットとボルトのはまり具合をたしかめながら優しくねじ込むのであります。


5:タイヤを揺すって、ガタがないのを確認してインパクトドライバーで締め込む。(これも1個3秒ほと)

6:ジャッキダウンしてトルクレンチで適正トルクで締め込んでおしまい。
 コードレスのインパクトドライバーのトルクは少し足らないので、きちんとしたトルクレンチが必須。
 
 よく見かけるのが、レンチを足で踏みつけて締めてる方がいるが、あれはNG、ボルトに負担を掛けるし、ナットの固着になりかねない。

車種 によって適正トルクは違うけど、100N・m前後が相場で、意外と緩い。